ジョン・グリンダー、リチャード・バンドラーの「催眠誘導」を読みました。
この本は、ミルトン・エリクソンの催眠技術について書かれた本です。
テレビで観る催眠のイメージがあると思いますので、催眠について書いているところを抜粋します。
人間の心には、よく知られているように、「意識の心」と「無意識の心」の二種類があります。そして、私たちの行動・感情・意欲・気分・・・・・・といったものの大部分をコントロールしているのは「無意識の心」なのです。
したがって、何か問題を解決したり、行動を改善しようと思ったら、この「無意識の心」コンタクトして、そこに変化を起こし、その力を引き出してくる必要があります。
けれど、日の常生活場面にあっては、「意識の心」のほうが表面に出ていて、「無意識」は心の奥深くに潜在しており、たやすくそれに触れることができません。
そこで、一時的に「意識の心」に浮上してもらう技法が、催眠なのです。
セールスの場面で、催眠状態にすることはないと思いますが、ここの書いてあることを知っているのと知っていないでは、大きな違いがありますので、頭に入れて活動するのがよいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿