加藤聖龍氏の「手にとるようにNLPがわかる本」を読みました。
この本は、ソリシターがというより、セールスに携わる人が、知っていると役に立つ、メタモデル、ミルトンモデルがわかりやすく書かれていると思います。
メタモデルとは、NLPで最初に体系化された言葉の使い方の理論で、「メタ」はギリシャ語で「超える」という意味で、12種類に分かれています。
・単純削除
「あのソリシター変わってる」
(誰が言ったの?)
・比較削除
「あのソリシター最低!」
(誰と比べて?)
・指示詞の欠如
「代理店さんはそういいます」
(どの代理店さんが言ってるの?)
・不特定動詞
「あのソリシターは全くわかってない!」
(どこがわかってないの?)
・名詞化
「あのソリシターは雑だ!」
(どのように雑なの?)
・因果関係
「隣のやつのせいで気分が悪い」
(隣のやつと気分とどう関係があるの?)
・複合等価
「あのソリシターは売れない。多分説明が下手なんだ」
(売れないことが説明が下手のことにどうしてつながるの?)
・マインド・リーディング
「あの代理店さんに嫌われている」
(どうしてそれがわかるの?)
・判断
「夜中までやらないと予算が達成できない」
(どうしてそのように考えるの?)
・全称限定詞
「私はいつもうまくいかない」
(一度もうまくいったことはありませんか?)
・必然性/可能性の様相記号
「もう我慢できない」
(我慢したらどうなるの?)
・前提
「本社がもっと協力してくれたらうまくいったのに」
(何がそう思わせるの?)
代理店さんと話をしていて、このような言葉を使われていることがあると思います。
このような言葉を使われたときに、話を流してしまうのではなく、相手に質問していくことで、相手が思い込みに気づいたり、相手のことがよくわかったります。
相手がどのような信念(思い込み)で話しているか注意深く観察して、効果的に質問を入れることが重要ですね。
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