ロバート・M・ガニェ、ウォルター・W・ウェイジャー、キャサリン・C・ゴラス、ジョン・M・ケラーの「インストラクショナルデザインの原理」を読みました。
教育・研修をやっている方はご存知でしょうが、インストラクショナルデザインとは、教えることや教材を選択したり、研修の進行管理などをデザインすることです。
基本のフレームワークとして、ADDIEモデルというのがあります。
A:ANALYZE(分析)
↓
D:DESIGN(設計)
↓
D:DEVELOP(開発)
↓
I:IMPLEMENT(実施)
↓
E:EVALUATE(評価)
この本の中では、何回もガニェの9つの教授事象が書かれています。
(以前にも紹介したと思います)
これは、学習を成立させるプロセスは、学習者の内面から始まるため、学習の内的処理を支援し、外側からの働きかけの定義です。
1.学習者の注意を喚起する
2.学習者に目標を与える
3.前提条件を思い出させる
4.新しい事項を提示する
5.学習の指針を与える
6.練習の機会をつくる
7.フィードバックを与える
8.学習の成果を評価する
9.保持と転移を高める
インストラクショナルデザインという言葉は、以前から知っていましたが、本を読んだのは初めてでした。代理店さん向けの研修をやるときに、非常に参考になる本でした。
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