田坂広志氏の「未来を予見する5つの法則」を読みました。
田坂氏の本をはじめて読みましたが、非常に面白かったです。一気に読めました。帯に「1ページを読むごとに世界の未来が見えてくる。」と書いてありますが、本当に1ページごとに面白かったですね。
著者が言っている5つの法則を引用しますと、
第一の法則
世界は、あたかも、螺旋階段を登るように、発展する。
第二の法則
現在の「動き」は、必ず、将来、「反転」する。
第三の法則
「量」が、一定の水準を超えると、「質」が、劇的に変化する。
第四の法則
対立し、競っているもの同士は、互いに、似てくる。
第五の法則
「矛盾」とは、世界の発展の原動力である。
今日たまたま、FPの方たちの食事をしていたら、最終章で書いている「これから起こる十二のパラダイム転換」の一つとシンクロするような話がありましたので、十二の中の一つだけ引用しますと、
「貨幣の経済」に対して、「善意の経済」が影響力を増していく。そして、新たな経済原理が生まれてくる。
誰もこの本を読んでいたわけではないのですが、昔は「善意の経済」だったよなあ。回帰するんだよなあ。
弁証法もはじめて知りましたが、面白そうですね。
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