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2009/04/20

アクションラーニング入門

マイケル・J・マーコードの「実践アクションラーニング入門」を読みました。





アクションラーニングとは、実践の中で、個人やチームが現実の問題を解決しながら学習していくプロセスです。

著者は、アクションラーニングを推進するためには、6つの構成要素があるといっています。


・問題(プロジェクト、挑戦、機会、課題)
・グループ
・質問とリフレクションを重視するプロセス
・問題解決のための行動を起こす
・学習へのコミットメント
・ALコーチ



また、アクションラーニングは、14の原理に基づいているといっています。引用しますと、


 1)成人は学習へのニーズと興味を覚えるとき、
   動機づけられる。
 2)学習そのものよりも、何かを成し遂げるよう
   動機づけられるとき、最も学習する。
 3)経験は成人学習の最も豊かな資産であり、
   成人教育の方法論の中心は経験の分析である。
 4)学習は経験を省察したとき、強化される。
   それが新しい経験であればあるほど、
   強力な学習となる。
 5)学習は、人格、精神、価値観、感情のすべてが
   かかわるときに最も深くなる。
 6)学習を応用することに責任や説明責任がある
   とき、より学習する。
 7)必要なコンセプトを得るため、それまでの
   コンセプトを整理し、独自の方法でアイデアを
   まとめ、新たな情報を探すことを強いられる
   とき、重要な学習が行われる。
 8)質問されたり、自分に問いかけるとき、学習は
   増大する。
 9)緊急の問題を解決するための十分な時間と場所
   が整えられたとき、最強の学習となる。
10)自分の考え方の基礎となる前提について問う
   とき、重要な意識変容学習が行われる。
11)他者からの正しいフィードバックを受け、
   自分のリフレクションが後押しされ、支援
   されるとき、学習する。
12)学習に対するグループとしての責任がメンバー
   の潜在的な能力を引き出し、グループ全体の
   学習レベルを高める。
13)不慣れな状況下で未経験の問題に取り組むこと
   が、今までのやり方から開放され、強力な学習
   を掘り起こす。立ち向かうには尻ごみしがちな
   挑戦的な課題や困難に直面するからだ。
14)結果を知ることができ、リスクを冒すことが
   許されるとき、最も学習する。


この原理、セールスにも当てはまりますね。参考になるなあ。

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