ついに待望の本が出版されました。ロバート・K・グリーンリーフの「サーバントリーダーシップ」です。まえがきにスティーブン・コヴィー、あとがきにピーター・センゲのおまけ付きです。
以前にジョセフ・ジャウォースキーの「シンクロニシティ」、池田守男氏、金井嘉宏氏の「サーバントリーダーシップ入門」を紹介しましたが、本家本元のグリーンリーフの本がまだでした。
あとがきでセンゲが昨日のテーマのヒントになるようなことを書いています。引用しますと、
どうすれば、奉仕したいという純粋な気持ちを育てられるのだろうか。
これよりも重要な疑問を私は思いつけない。われわれが生まれながらに持っている、奉仕したいという気持ちに手を伸ばすこともなく、認識することもなく、行動に移すこともないのはなぜなのか。このような疑問に、簡単に簡単な答えは見つからないだろう。しかし、真っ当な疑問であることは確かだ。答えは個人で見つけなければならない。また、状況に応じたものでもあるべきだ。とにかく、疑問を抱くことから旅が始まるのだ。
昨日のテーマに参考なるところで、グリーンリーフはこのように書いています。
人間は、自分を導く人が共感してくれ、あるがままに受け入れてくれると一回り大きくなる。たとえ、能力の点からはやり方を批判されても。この考えに基づいて、自分と歩む者を全面的に受け入れるリーダーは必ず信頼されるだろう。
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