今日もビジネス説得学辞典から引用して書きたいと思います。
【信憑性】(credibility)
説得を行う人物が、信頼に足る人物であるかどうかにかかわる要因のこと。説得メッセージの送り手(情報源、源泉)についての信憑性ということで、「情報源信憑性」(source credibility)という用語もよく使われる。
実験的な操作として信憑性を扱う場合には、説得者のことを、弁護士や医者などの社会的地位の高い人物であると紹介するとか、説得文章が一流の専門雑誌からの抜粋であるなどと告げることによって、信憑性を操作することが多い。
信憑性はまた、善意の第三者によるものほど高くなる。たとえば、チョコレート会社の広報担当者が、「チョコレートは健康によい」とアピールするよりは、まったく無関係の第三者が同じアピールをしたほうが、信憑性は高くなるのである。アリバイ証言のように信憑性について研究したカルヘインとホッシュによると、強盗の容疑者に関するアリバイ証言は、その容疑者の恋人がするよりも、無関係な隣人が行ったほうが、彼は無罪になりやすかったという。
保険会社やソリシター以外の人に自社の商品について、アピールしてもらうと信憑性高くなりますよね。周りに自分に代わって、アピールしてくれる人いますか?
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