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2022/04/11

図解 組織開発入門

坪谷邦生氏の「図解 組織開発入門 −組織づくりの基礎をイチから学びたい人のための「理論と実践」100のツボ−」を読みました。



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今回も「当たり」です。



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「仏作って魂入れず」


仕組みを作っても組織は何も変わりません。


「魂」=「組織開発」


この本では、「組織開発」とは、「組織を良くするため、実践者の価値観をベースに、人と人の間の関係性へ働きかけること」と定義されています。


「組織開発」を学ぼうとすると、難解な本に何冊も立ち向かわないといけないですが、わかりやすく1冊にまとめてくれいています。


ただ、実践者の「やり方」ではなく、「あり方」を問われるのでうまくいく企業は限られると思います。

 

うまくいった企業だけが持続可能だと思いますので、避けては通れないないと思います。

2022/03/29

NOISE

 ダニエル・カーネマン、オリヴィエ・シボニー、キャス・R・サンスティーンの「NOISE上下」を読みました。


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バイアスという言葉は、日常でもよく耳にする言葉、意識されていることですが、「NOISE」というのは全く聞いた言葉なかったですし、もちろん意識したこともなかったです。


バイアスは、何かの影響のせいで、本来であれば、真ん中と答えるところを右とか左とか偏った答えになってしまうことです。


一方、「NOISE」は何かの影響のせいで、本来であれば、真ん中と答えるところを右や左に大きくばらついてしまうことです。


最初に例で挙げられているのは、損害保険金の支払いです。例えば、NOISEがなければ100万円の支払いのところ、NOISEのせいで、1,000万円になったり、10万円になったりしているということです。



「判断のあるところにノイズあり」



「NOISE」という言葉の意味を定義し、共有されると、それに対して対応策を考えることができます。


これから、バイアスと言葉と同様にノイズという言葉も同じように使われ、意識されるようになるのではないかと思います。

2022/03/22

ニューノーマル時代の経営学

 森泰一郎氏の「ニューノーマル時代の経営学 −世界のトップリーダーが実践している最先端理論−」を読みました。



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テーマごとに最後にまとめが記載されていて、後からこそだけ読み返すだけでも内容が思い出せるようになっています。



「企業のビジョンやミッションは企業の業績に良い影響がある」


「ニューノーマル時代には、伸びゆく新しい市場をポジショニングアプローチの観点で探し出し、その市場の中で差別化できる戦略とビジネスモデルをRBVの観点で構築する必要がある」


「経営陣は万能ではないので、多様性を増加させ、自身の情報のフィルターを広げていくことで、過去の勝ちパターンにとらわれず、新規事業でも成功することが可能になる」


「新規事業を成功させる要因には、①従業員の多様性、②現場の自発性、③シニアマネジメントの関与という3つの方向性がある」


「ニューノーマル時代の成長戦略とファイナンスについては、投資家や金融機関と密なコミュニケーションをとり、短期的なパフォーマンスと中長期的なパフォーマンスを両方理解されるように、情報提供が必要である」



ポジショニングやRBV、ジョブ、両利きの経営など、いろんな理論が取り上げらてれいて、それを1冊1冊読むのは大変ですし、学術書だと難しくなりすぎます。


この本はわかりやすいですし、使い勝手のいいと思います。

2022/03/17

NECの存在意義を問い続け、世界に誇る技術力を価値に結び付ける

 今月号のハーバード・ビジネス・レビューのインタビュー記事です。



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タイトルの通り、NECの社長へのインタビュー記事です。


自分たちの強みの分析、選択と集中、縦割り組織の弊害の削減、エンゲージメントの向上、長期利益の最大化・短期利益の最適化がポイントだと感じました。


単語にしてしまうと簡単ですが、社内ででの抵抗が想像できます。長い目で見て勝てない部門や不採算の部門から撤退するには抵抗がありますし、その後のモチベーションやエンゲージメントの問題も出てきます。


また、部門長の立場的には、部門の利益、今季の利益だけを考えがちです。そうなると、会社全体の利益や将来の利益に影響が出てきます。そこを見極めて、バランスを取っていくのも大きな抵抗にあいそうです。


世界レベルでビジネスが見えている、社内の調整、説得ができる、組織開発もできる、全てを兼ね備えていると感じました。


あとは、今月号のテーマである「成熟企業の競争戦略」、破壊的イノベーションを繰り出してくるスタートアップとのスピードが課題になってくるのでしょうか。

2022/03/09

バナナの魅力を100文字で伝えてください

 柿内尚文氏の「バナナの魅力を100文字で伝えてください −誰でも身につく36の伝わる法則−」を読みました。



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「伝える」ではなく、「伝わる」


「伝わる」とは、相手が理解する、腑に落ちる、納得するということです。


会社で電話をしている人の話を聞いていると、それ伝わっていないだろうなといことがよくあります。


私も電話をしていて、うまく伝わらなかったなと後悔することが多々あります。


自分の脳内マップと相手の脳内マップは違うのに自分の脳内マップで話してしまっていて、相手には脳内で見える化できないことが失敗の一因です。


これはこの本で触れられているごく一部で、どうすれば見える化できるか、そもそも話し始める前にどう準備すればいいのかなどわかりやすく書かれています。


文字も大きく、平易な言葉で書かれていますので、日頃本を読まない方にもオススメです。

2022/03/02

図解 人材マネジメント入門

 坪谷邦生氏の「図解 人材マネジメント入門 −人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ−」を読みました。



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どうしてこの本をもっと早く買っていなかったんだろうと後悔しました。本屋に並んでいるのは知っていたのに。


「入門」とある通り、とてもわかりやすい。

「人事の基礎をゼロから」とある通り、賃金や等級のことも書いてありますが、働きがいや人材開発など、一人で仕事をしている人以外、全員が参考になると思います。

「100のツボ」とある通り、ツボが100個Q&Aの形でまとめられているので、まずは立ち読みだけでもお勧めします。



「働きがいとは何か? →     働きがいとは、仕事のやりがいと働きやすさが揃っていること」


「日本において仕事のやりがいはなぜ低いのか? →      わかりやすい目標の喪失、会社への信頼の喪失、非正規社員の増加、求めるものの多様化」


「組織を活性化させるには? →      秩序を壊し秩序を作る循環のプロセスを持つ」


「教えるとは何か? →      自らが学び、体現し、希望を語ること」




先月新しいバージョンも出ているようなので、そちらも早速買ってみようと思います。



2022/02/24

システム思考で地理を学ぶ

 地理教育システムアプローチ研究会 山本隆太先生、阪上弘彬先生、泉貴久先生、梅村松秀先生、河合豊明先生、中村洋介先生、宮﨑沙織先生編の「システム思考で地理を学ぶ −持続可能な社会づくりのための授業プラン−」を読みました。



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本書は月刊誌「地理」(古今書院)に2018年2月〜2019年3月に連載された論文を中心に作られています。


タイトルの通り、中高の地理の先生がシステムアプローチで地理の授業を行い、論文にまとめられています。


私の地理のイメージは、先生が話したこと・黒板に書いたことをひたすら筆記する、ノートと教科書の太文字を覚えるといった感じです。


固有名詞を「点」で暗記するといった感じです。

ここで紹介されている授業では、気候、資源、人口や経済などが複雑に絡み合っている「線」と「点」を俯瞰して見るといった感じです。


このような授業を受けると、全ての物事を一面的に見るのではなく、多面的に見れるようになる思いますし、記憶の定着にも効果があると思います。


そして、何もよりも授業が楽しいのではないかと思います。


先生方は、多面的にみる習慣のない学生やただ授業を聞くということに慣れている学生に対して、構成要素、相互作用に目を向けさせることは大変でしょうし、自分で考える、自分たちで考える、考えたことをまとめる、発表するなどを学生主体の授業の方が大変だと思います。


このような授業が増えると、日本の未来も明るのではないかと感じる本でした。



2022/02/15

日本マイクロソフトはワークスタイル変革をいかに実現したか

 今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルの1つです。



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保険業界を始め、多くの企業では新型コロナウイルスをきっかけに働き方改革が強く推進しされるようになったと思いますが、日本マイクロソフトでは20年も前からワークスタイル変革に取り組んでいるようです。


新型コロナウイルスがきっかけになり、ペーパーレスの申込手続や非対面の申込手続も強く推進されるようになったと思います。


まだまだ保全手続の分野では全くと言っていいほど、紙ベースでの手続が残っていると思います。


日本マイクロソフトような企業でさえ、リモートワークを推し進めても、当初は紙が減らなかったということです。彼らの行った方法は紙を生み出すような業務をなくす、手続き型・プロセス型の業務を最小化する、具体的にはアウトソース、システム化、ロボット化などで8割以上紙を削減したようです。


保険業界はまだまだ紙を削減できる余地はありますし、生産性の高い業務へ人員を大きくシフトする余地もあると思います。


この論文では「コラボレーション」がキーワードになっています。

働き方の多様性を維持しつつ、オンラインの割合が多くてもように最新技術を駆使してコラボレーションが活性化される取り組みを始めているようです。



この論文を読んでいると、これから保険業界が歩んでいく道が見えてくるような気がしました。