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2012/03/08

脳はなぜ「心」を作ったのか

前野隆司氏の「脳はなぜ「心」を作ったのか -「私」の謎を解く受動意識仮説-」を読みました。





とにかくおもしろい。特に最初の方が。

脳科学、心理学もそうですが、哲学っぽい話でもあり、とっつきにくいと思われる方もいると思いますが、前のめりになってしまう内容です。

目で見ているのではなく、脳で見ているとか、指を動かしはじめた後で、動かそうと意図しているとか、脳は錯覚するとか、指先の触覚は錯覚などなど。


最後は、著者が楽しんで書いているようなロボットの話です。

心を持ったロボットは作れるといった衝撃的な内容もあります。


ズバズバ書いているところも面白いです。おススメです。

2012/03/06

ディベートの基本が面白いほど身につく本

ソニー生命ライフプランナー太田龍樹氏の「ディベートの基本が面白いほど身につく本」を読みました。





 
非常に分かりやすく、読みやすい本です。
 
ソニー生命のライフプランナーが書いているから買ったわけではなくて、ネットで買ったらたまたま著者がソニー生命のライフプランナーでした。
 
ライフプランナーがディベート?と思いましたが、著者はコラムで、以下のように言っています。
 
 
 コンサルティング営業というのは、商品ありきではありません。お客様の現状をしっかり分析し、お客様が感じている欲求・興味・問題・心配・不安などをまず明らかにしなければなりません。
 そのためには、営業パーソンである自分が一方的にしゃべるのではなく、逆に、お客様にいろいろなことを話してもらわなければなりません。そのうえで、その問題点などを解決するのが自社の商品(プラン)であることを示すことになります。
 これは、まさしくディベートの思考プロセスとまったく同じです。
 
 
後半は、ディベートとセールスに共通するような「非言語チェック」や「ひとりディベート」、「キャストライトアップ」などコンテンツが数多く書かれていますが、前半は、ディベートの基本的なポイントをまとめて書いています。
 
 
ディベートの定義
 「ルールのある、相手あっての議論または討論」
 
 
ディベートの3要素
 ①ロゴス=論理
 ②パトス=感情・感動・情熱
 ③エトス=信頼・安心
 
 
ディベート全体の流れ
 情報収集
  ↓
 議論の構成・シミュレーション
  ↓
 1stクォーター 立論
  ↓
 2ndクォーター 反対尋問
  ↓
 3rdクォーター 反駁
  ↓
 4thクォーター 最終弁論
  ↓
 判定
 
 
ディベートの3つのルール
 ①時間制限を設けよ
 ②主張するなら理由を示せ
 ③内容と人格は切り離せ
 
 

2012/03/05

イノベーションのDNA

クレイトン・クリステンセン、ジェフリー・ダイアー、ハル・グレガーセンの「イノベーションのDNA -破壊的イノベータの5つのスキル-」を読みました。





 
「イノベーションのジレンマ」のクリステンセンの最新作です。
 
 

 



破壊的イノベータが興した企業の創業者や既存企業でイノベーションを促したCEOたちをインタビューした結果、サブタイトルの5つのスキルが浮かび上がってきたと言っています。
 
 
・関連づける力
・質問力
・観察力
・実験力
・ネットワーク力
 
 
これらを「イノベーションのDNA」と名付けています。イノベーティブな企業は、ほとんどイノベーティブなリーダーが指揮していると言っています。
 
数多くのCEOにインタビューしていて、その話だけでも面白いのですが、それぞれのスキルを高めるためのヒントも細かく書かれており、参考になります。
 
 
 

2012/03/04

話し方の基本45

金井英之氏の「仕事でいちばん大切な話し方の基本45」を読みました。





これも電子書籍です。




基本 1  目的を達成し効果を上げてこそ「話し上手」
基本 2  「話し上手」でなければ「仕事上手」にはなりえ
       ない
基本 3  効果が上がる話し方にはコツがある
基本 4  「話し上手」と「おしゃべり」はこんなに違う!
基本 5  言葉の持つ無限の力を知る
基本 6  「あがり」に打ち勝つ3つの条件とは
基本 7  ウソでもいい、自信ありげな態度を装え
基本 8  話の材料は、いつも豊富に集めておこう
基本 9  説得力を持たせるためには、どのように話をまと
       めるか
基本10  積極人間になれば、自然と「話し上手」になって
       いる
基本11  話の効果は「聞き手」が決めるということを忘れ
       てはならない
基本12  聞いてもらうための第1歩は、よい人間関係を
       つくること
基本13  聞き手が聞きたがっていないときに話しても
       ダメ
基本14  第一印象は思っているよりも大切-聞き手の
       視覚に訴える
基本15  心から話をすれば、それが相手に伝わる-
       聞き手の聴覚に訴える
基本16  人間的魅力を身につけなければ「話し上手」
       にはなれない
基本17  「聞き上手」な人だけが「話し上手」になっていく
基本18  雰囲気を盛り上げたければ話題選びに気を
       配れ
基本19  敬語を正しく使えてこそ一人前の「話し上手」に
       なれる
基本20  わかりにくい話は誰も聞きたがらない
基本21  簡潔に話すことが、わかりやすさにつながる
基本22  印象深く話すためのちょっとした心がけ
基本23  ボディランゲージを上手に使えば効果満点
基本24  物事を正確に伝え、実行させる話し方-
       指示・命令
基本25  物事を正確かつ簡潔に伝える話し方-
       報告・連絡・相談
基本26  論理的に説明する話し方-納得・説得
基本27  イエスと言ってもらう話し方-交渉・説得
基本28  上手に議事進行をさせる話し方-会議の司会
基本29  企画などを選んでもらうための話し方-
       プレゼンテーション
基本30  いやらしくならずに自分を目いっぱい売り込む
       話し方-面接
基本31  不特定多数を飽きさせない話し方-スピーチ
基本32  言葉だけで伝えたいことを伝える話し方-電話
基本33  上手な叱り方-相手の自尊心を傷つけるのは
       もってのほか
基本34  上手なほめ方-相手の期待感を示せばやる
       気を引き出せる
基本35  上手な断り方-タイミングを計りアフター
       フォローをきめ細やかに
基本36  上手な頼み方-たとえ部下相手でも、迷惑を
       詫び、礼儀正しく
基本37  上手なとりまとめ方-冷静に、公平に、忍耐
       強く話し合いを誘導する
基本38  性格を瞬時に見抜きたかったら、「体型」に
       目をつける
基本39  相手の願望が知りたかったら、「髪型」や
       「好きな色」に注目する
基本40  隠れた心理を現す一瞬の「しぐさ」を見逃すな
基本41  性格の合わない人との話し方-お互いにイエス
       反応にもっていく
基本42  嫌いな人との話し方-自分が嫌えば嫌われる
基本43  自分たち2人対相手1人の場合は、相手を緊張
       させない配慮をする
基本44  自分たち2人対相手2人の場合は、黙っている
       人をつくらない努力をする
基本45  自分たち3人以上対相手3人以上の場合は、
       悟られずに議事進行を行う 
 


これが目次にもなっている基本45なのですが、「話し方」全般、幅広く書かれています。幅広いので全部に興味を惹かれることはないと思いますが、ちょっと読んでみたいと思うところがいくつかあると思います。
 
最後の複数での話し方は気にしたことなかったですね。20前後のところはできてないところが多く、耳が痛かったです。

2012/03/02

仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術

佐藤昌弘氏、堀之内高久先生の「日本一高いコンサルタントと心理臨床家が教える 仕事で頭ひとつ抜きん出る裏トーク術」を読みました。






佐藤氏の「セールストーク」と堀之内先生の心理療法の両方が楽しめる本です。どちらかにしか興味のない人には物足りない本かもしれません。

私は両方興味があるので、1冊で2冊分楽しめた感じです。佐藤氏のセールストークはいつものように感心してしまいます(これだけで元が取れます)し、堀之内先生の心理療法も興味深いです。

私の知人のなかにも、堀之内先生のワークショップに参加したことのある人がいますが、私も一度参加してみたいです。


文章は佐藤氏の文章なので、読みやすいです。
が、タイトルからは想像できませんが、結構、心理療法が書かれていますよ。ビジネス書では珍しいですね。




8種類の裏トーク術

①近づく
②売る
③断る
④謝る
⑤怒りを鎮める
⑥言い訳をする
⑦誤解を解く
⑧許す

2012/02/28

レトリック感覚

佐藤信夫先生の「レトリック感覚」を読みました。





 
古い本です。
 
本屋で平積みになっていて眼についたので、買いました。
 
マイブームのテーマです。
 
マイブームの理由なのですが、これがセールスパフォーマンスに大きな影響を与えると考えているからです。
 
 
 
たとえば、
 
セ:「保険を見直してみませんか?」
    ↓
客:「保険は要らない」
 
 
セールスが上記のように言うと、かなり高い割合でこのような答えが返ってくると思います。
 
 
 
仮に、「象の背中」(youtubeでご覧ください)の映像が頭の中でイメージできるような「例話」(研修の世界ではストーリーテリング)を話した後に、下記のように言うと、
 
 
セ:「保険を見直してみませんか?」
    ↓
客:「お願いします。」
 
 
かなり高い割合で上記のような答えが返ってくると思います。
 
 
成約率に大きな影響を与えるのが例話なのですが、もうひとつ効果的なものがあると思っています。
 
それが、「レトリック」(研修の世界ではメタファという言葉で表わされていると思います)です。
 
 
狙いは同じです。相手の頭の中に(保険を見直した方がいいという)イメージを抱いてもらうことです。
 
 
この本は、それの参考になるのでは?と思っています。まだまだ考え中なのですが、早くまとめたいと思っています。

2012/02/27

孫子の名言100

守屋洋氏、守屋淳氏の「孫子の名言100」を読みました。





 
これも電子書籍で、85円でした。
 
こういう本は、電子書籍がいいですね。ちょっと時間の空いたときに携帯でパラパラめくれます。
 
過去にも「孫子」を紹介したことがありますが、こちらの方が読みやすいです。
 
 
孫子は営業とオーバーラップすることが多いですね。
 
商品や手数料が圧倒的に優位なことはほとんどないので、敵と自分の分析をし、自分を敵の意表(競争の少ないところ)を突いたり、勝ち目のないところでは戦わなかったり、戦わずして敵を退けたり、頭を使わないといけません。
 
 
孫子の言っていることと全く違うことを会社がしていることも多々ありますが、自分でコントロールできるところは孫子を参考にコントロールしたいですね。
 
 
 

2012/02/26

サムスン式仕事の流儀

ムン・ヒョンジンの「サムスン式仕事の流儀 -5年で一流社員になる-」を読みました。





 
入社1年目から5年目までのロードマップについて書かれています。あくまで、極短い期間をピックアップしていますが、パナソニックやソニー、シャープの業績が悪い中、サムスンの好調の理由が垣間見える本です。
 
 
以前に欧米の大学の教授聞いた話ですが、うちのMBAに一番多く送りこんできているアジア企業はサムスンだ、と言っていました。
 
教育についてはほとんど書かれていなかったですが、書かれていない教育でも差がついているということです。
 
あーこわい、こわい。
 
 
外資系にいる方は、いつもこのような熱湯に漬かっているのかもしれませんが、この頃、ぬるま湯に漬かって、この温度に慣れてきている身に危機感を持っていた私にとっては強い刺激を受けました。
 
 
国内生保にいる方や新人の方におススメの本です。