アストリッド・フェルメール、ベン・ウェンティングの「自主経営組織のはじめ方 -現場で決めるチームをつくる-」を読みました。
「ティール組織」は辞書みたいな分厚さなのに、とんでもない大ベストセラーになりましたが、周りの話を聞いていると、積読人っている人が多そうです。
読んでも実践書として使うのは難しいと思います。
この本は、ティール組織の第一人者2人が翻訳し、途中にコラムを執筆しています。
今は在宅勤務の人も多いと思いますが、このような環境下ではなおさらヒエラルキー型組織ではなく、自主経営組織の方が機能すると思います。
「従来型の組織では、人は組織なのシステムを監視して管理しようとするし、監視のための規則を設けようとします。この結果、誰もが従わなければならない無数のルールや手続きが生まれます。組織にいる多くの人が、ルールの制定だけでなく、すべてのルールが守られるようにすることも求められるのです。自主経営組織は、チームの成果に役立つことが行動基準となります。つまり、役に立たないものは不要とみなし、取り除こうとします」
成功する自主経営の要素
■チームが、経営陣と合意した明確なフレームワークの
中で、仕事を遂行している。
■チームが、合意されたフレームワークの中で、自ら
意思決定する権限を持っている。
■自主経営チームは均等にバランスのとれたチームで、
そこに属する人々は「譲歩」する心構えができている。
■仕事の分担について、合意がなされている。
■チームは、定期的に効果の高い話し合いの場を設けて
いる。そこでは、解決指向のアプローチが用いられ、
決定は合意によっておこなわれる。
■プロフェッショナルとしての個人の責任に加えて、
メンバーは組織運営のタスクとチームの成果に
ついて共同で責任を負う。
■メンバーは互いに良好な関係を築き、チーム一員で
あることに満足している。
■チームは、優れた成果をあげている。
■メンバーの仕事が基準に満たない場合、チームの
中で本人に対してその件を伝えることができ、
本人は改善に向けて具体的な努力ができる。
■チームは、必要に応じてコーチが良いサポートを
得られている。
自主経営組織では、ヒエラルキー組織の「ルール」を「フレームワーク」に変化させろと言っています。
ティール組織実践に向けた一番のサポート本になると思います。
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