ドネラ・H・メドウズの「システム思考をはじめてみよう」を読みました。
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ドネラ・メドウズのエッセイ集です。
システム思考が会社の共通言語になったら強い会社になるだろうなと、ずっと思っていますが、とっつきにくいのか、なかなか流行りません。
訳者が言うように、「風が吹けば桶屋が儲かる」といったことわざがあるように、物事のつながりで考えることには親しみがあると思います。
この本は、システム思考に触れるきっかけにはピッタリの本だと思います。
「生産者の誰もが口をそろえて言うのでびっくりしますが、トウモロコシの出庫量を増やせば増やすほど、価格がどんどん下がっていくことは、わかっていると言うのです。トウモロコシの生産量が増えれば、価格が下がり、彼らは「今の収入を維持するためだけ」に、さらに生産量を増やさなくてはなりません。ほかでもない自分たち自身が回す踏み車に彼らは乗っているのです」
「「持てる者は与えられる」と言います。例えば、電力の大口ユーザーは小口ユーザーよりも電気料金が安いです。郵便料金も、一般の人より、大口利用者の方が割安ですし、税金にしても所得税よりも資産家のキャピタルゲインにかかる税金の方が低くなっています。ごみ焼却場や集積場、環境汚染を引き起こすような工場は、どう見ても低所得者の居住地に偏って建てられていますし、貧しい家庭の子供は、最低レベルの医療や最低レベルの教育を受けることになります」
「農業で消費されるエネルギーの半分は、肥料の生産に関わるものなので、有機農業は省エネにもなります。有機廃棄物を農地に戻すことで、土壌に侵食が和らぎ、保水が良くなり、下流の貯水池に泥が貯まるのも遅くなり、生活ごみも減ります」
英治出版の本はいい本が多く、コストパフォーマンスもいいのですが、この本は内容はいいのですが、値段の割にちょっと薄すぎますね。
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