中山健夫先生の「京大医学部最先端授業!「合理的思考」の教科書」を読みました。
京大医学部の先生が「合理的思考」の本を書いているので、難しそうなイメージがしますが、とてもわかりやすく書かれています。
読んでみると、思い込み、安易な判断、数字の見方、気づかないうちのバイアスなど、スリッパで頭をはたかれた感じです。
オックスフォード大のベネット・Pは、リスクが過大視される10のケースをまとめました。
①意図せず受ける(大気汚染など)
②不平等な分布(ある人には利益、ある人には被害)
③各人で予防策をとっても逃げられないとき
④なじみがなかったり、新たな原因から生じる
⑤天然より人為的な原因から起こる
⑥隠れていて非可逆的な損失(曝露後、何年も経って生じる疾患)
⑦子どもや妊婦といった将来世代に、より危害を引き起こす
⑧特に恐怖を呼び起こすのは、死亡、病気やけが
⑨匿名により身元確認できる被害者への損害
⑩信頼できる複数の情報源から矛盾する報告が出ている
放射能の問題などは⑦に当てはまるということですね(本当に過大視なのかどうかは何十年か経たないとわかりませんが)。
私の業界に関係するところでは、⑧ですね。恐怖を呼び起こしてしまうと、必要保障額より大きく加入してしまう、高い確率で加入してしまうということですかね。
この本を読むと、読む前とモノの見方が変わると思います。
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