可児鈴一郎氏、オッレ・へドクヴィストの「肩書を減らすと業績が急改善する 北欧流 小さくて最強の組織づくり」を読みました。
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日本には「サムライ」の気質が残っているように北欧には「ヴァイキング」の気質が残っているようです。
ヴァイキングは、一般的なイメージと違い、交易商人のウエイトが大きかったようです。商人として重要視していたのが、情報収集と人脈構築で、異文化適応力が高かったようです。
異文化適応力の指標
1.柔軟度
自文化以外にも多様な文化が存在し、それぞれ独自の利点や長所を持っています。自文化とほかの文化のあいだにあるのは「優劣」ではなく、単なる「差異」です。この指標はそれぞれのよさがあることを認めていく柔軟さに関するものです。
2.自己調整度
この指標は、引っ込み思案や臆病にならずに自分の考えを主張することができるばかりでなく、決して独りよがりにならずに相手がどのように自分をみているのかを考えながら、自己の思考や行動を調整していける能力に関するものです。
3.安定度
人づきあいが上手なことは社会生活を円滑に進めやすくします。自分の内的状態が平静なことは、ストレスなどの精神的苦痛を低減する重要な要因です。環境の変化などにうまく適応するには、対人的にも個人的にも安定していることが重要ですが、この指標はこうした傾向に関するものです。
スウェーデン企業の組織体系を語るときによく出てくるのが、「フラット・オーガニゼーション」という言葉のようです。
分社化して小さな組織にしてフラットかつ権限委譲する、情報共有がポイントのようです。
北欧ビジネスの4つの原点
1.運命を切り開こうとする個人による活気あふれる組織
2.ルールを重んじた能力主義を貫く公平な集団
3.民主的な意思決定によるコンセンサスの形成
4.小集団による機動的なゲリラ活動
興味深い組織です。スウェーデン企業で一度働いてみたいですね。
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