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2021/01/07

[新装版]知識創造企業

野中郁次郎先生、竹内弘高先生の「[新装版]知識創造企業」を読みました。



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古典的名著です。


久しぶりに読みましたが、今読んでも刺激的です(若い頃は難しくて・・・って思ってました)。特に、第2章の先人方の理論との差異はわかりやすくて勉強になります。



「日本企業はまったく異なる知識観を持っている。言葉や数字で表現される知識は氷山の一角にすぎない、と考える。知識は、基本的には目に見えにくく、表現しがたい、暗黙的なものだというのである。(中略)暗黙知は二つの側面を持っている。一つは技術的側面で、「ノウハウ」という言葉で捉えられる、はっきりこれだと示すことが難しい技術や技巧などが含まれる。(中略)同時に、暗黙知には重要な認知的側面がある。これに含まれるのが、スキマータ、メンタルモデル、思い、知覚などと呼ばれるもので、無意識に属し、表面に出ることはほとんどない」


「知識創造プロセスにおけるミドルマネジャーの役割は重要だ。彼らは、第一線社員の暗黙知とトップの暗黙知を統合し、形式知に変換して、新しい製品や技術に組み入れる」



「知識を創造するのは個人だけである。組織は個人を抜きにして知識を創り出すことはできない。組織の役割は、クリエイティブな個人を助け、知識創造のためのより良い条件を作り出すことだ」



「官僚的なコントロールは、個人の自発性を殺ぎ、不確実で急激に変化する時代には逆機能になるコストを伴う。その他にも、ビューロクラシーの逆機能として、組織内部の抵抗、繁文縟礼(レッドテープ)、緊張、責任回避、手段の目的化、セクショナリズムなどを挙げることができる」



「コンピュータは知識創造の支援のツールにしか過ぎず、知を創造することができるのは人間だけだ、ということである。情報技術の発達によってコンピュータが音声や動画像を扱うようになり、「バーチャル会議」などで遠距離間の人間同士が暗黙知を共有できる可能性が高まっているが、所詮それは人間同士の同じ時間・場所での直接的な相互作用を代替することにはならないだろう」



出ている例は四半世紀も経っているので古いのですが、言っていることは健在です。


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