天下伺朗氏の「実在的変容」を読みました。
2019年のビジネス書大賞経営者賞の「ティール組織」を引用しながら、「実在的変容」について書いています。
「ティール組織」でティールに向かう変容を「実在的変容」と言っています。
著者の考えるティール組織は、「自主性、全体性を重視した上下関係のない生命体組織」です。
基本的にはティール組織を引用しながら解説していますが、発達心理学や宗教にもオーバーラップさせています。
「実在的変容(ティール)」を実現するには、組織全体で人間的成長が必要だと強く感じます。
ソニー時代のこともたくさん書かれていて、ソニーの凋落を実在的変容の観点から分析しているところも非常に興味深いです。
嘉村氏との新刊も楽しみです。
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