由佐美加子氏、天外伺朗氏の「ザ・メンタルモデル」を読みました。
今年最高の1冊です。
ビジネス書は読んでいると、最後の方は飽きてくるのですが(恥)、最後までのめりこむように一気読みでした。
この本は大きく分けて3つに分かれています。
・由佐氏のワークショップをそのまま文字にしたパート
・メンタルモデルの解説
・著者二人のメンタルモデル
まず、由佐氏のワークショップの様子ですが、私自身、由佐氏のワークショップに何度か参加したことがあるからかもしれませんが、由佐ワールドの映像が目に浮かびます。
天外氏は第5章がイライラするかもと書かれていますが、第5章が面白い!
ここでのやり取りは、変われない人によくあることで、変われない人(私もその一人)にとって衝撃の章になっています。
次にメンタルモデルの解説です。
由佐氏はメンタルモデルを4つに分けています。
・「価値なし」モデル(私には価値がない)
・「愛なし」モデル(私は愛されない)
・「ひとりぼっち」モデル(私は所詮ひとりぼっちだ)
・「欠損・欠陥」モデル(私には何か足りない・欠けている)
4つのメンタルモデルはキャッチ-なので、これだけが独り歩きするのはこの本が台無しになってしまうので、そうならないことを祈りますが、私とパートナーの関係はこれで腑に落ちました(笑)。
ちなみに私は「ひとりぼっち」モデルで、パートナーは「愛なし」モデルです。
最後に、著者二人のメンタルモデルを自己開示していますが、これだけ赤裸々に描かれるとのめり込まざる得ません。
大手書店でもほとんど置いていないので、手に入れるのが大変なのが玉に瑕ですが、ぜひ読んでほしい1冊です。
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