ソリシター、サポーター、MR、プロモーター、AAC、代理店、代理店担当、ホールセラー、生命保険、ANP、リクルート、稼働、KASH、AC、セールスプロセス、来店型、セミナー、定期保険、養老保険、終身保険、ASR、銀行窓販、全額損金、象の背中、MDRT

2019/04/02

OODA LOOP

チェット・リチャーズの「OODA LOOP -次世代の最強組織に進化する意思決定スキル-」を読みました。





OODA(ウーダ)は、以下の頭文字です。

Observe(観察)
Orient(情勢判断)
Decide(決定)
Act(行動)


Orient(情勢判断)から察することができるとおり、軍事戦略からビジネスに転用されています。

OODAはPDCAの対極にあるものです。

私の周りだけかもしれないですが、PDCAという言葉は頻繁に使われていますが、DCAがあまりされていない、特にCAがされていません(悲)。

翻訳の原田先生が書かれているように不確実性が高い中では、時間を計画することにあまり意味がありません。

昨今はVUCAの時代と言われていて、PDCAがうまく回らないことが多いと思います。

一方、OODAは計画ではなく、事実を観察して、情勢を判断して、決定、行動するということで、今の時代には当てはまることが多いと思います。

このOODAのおもしろいと思うところは、OODAのステップなのですが、軍のパイロットが使用しているので、情勢判断したら、瞬時に行動する、意思決定のステップがないように感じられるということです。


PDCAがダメというわけではなく、使い分けをする必要があるということです。


OODAが当てはまる場面は多いと思いますが、データから偉い人がしっかり計画するというものではなく、現場での観察、現場での意思決定をするということになるので、企業で採用されるのは難しそうですね。



0 件のコメント: