クリス・アーンスト、ドナ・クロボット=メイソンの「組織の壁を越える -「バウンダリー・スパニング」6つの実践-」を読みました。
生命保険会社は企業規模が大きい会社が多いので、縦に細かく組織が分かれているので、組織の「壁」を感じることが多いと思います。
この頃、キレることはなかったのですが、私も昨日、契約部の対応に電話を切った後怒りがこみ上げてきました。
お客さま、代理店さんに二度手間、三度手間を強いるようなことを平気に言って、なおかつ電話をブチ切りされました(笑)。
これを書きながら、修行が足りないなと反省しつつ、組織の壁を越えるリーダーシップの必要性を感じました。
「「バウンダリー・スパニング・リーダーシップ」は、より高いビジョンやゴールをめざし、集団の境界を越えて方向性、団結力、責任感を築く能力である。それにはまず、垂直・水平方向の境界、ステークホルダーとの境界、人口属性の境界、地理的な境界に対する理解を新たにしなければならい」
そのためには副題の6つの実践が必要だということです。
バッファリング(Buffering,和らげること)
リフレくティング(Reflecting,映し返すこと)
コネクティング(Connecting,つなげること)
モビライジング(Mobilizing,結集させること)
ウィービング(Weaving,織り合わせること)
トランスフォーミング(Transforming,変容させること)
6つの実践結果、ネクサス効果(各集団が一致協力して達成できる無限の可能性や優れた成果)を生み出すことができると言ってます。
これからは境界を越えたリーダーシップがどんどん必要になってくるでしょうね。
0 件のコメント:
コメントを投稿