ケネス・J・ガーゲン、メアリー・ガーゲンの「現実はいつも対話から生まれる -社会構成主義入門-」を読みました。
ガーゲンの待望の新刊です。
教育・研修の世界では、ここ数年でかなり社会構成主義の考え方が入ってきています。
が、一般人が手に取れるようなわかりやすい本がありませんでした。
「あなたへの社会構成主義」
「社会構成主義の理論と実践」
今までは上記のどちらかを手に取っていましたが、どちらも積読になってしまいます(笑)。
社会構成主義とは、私たちが現実と思っていることはすべて社会的に構成されたものという考え方です。
「現実は現実でだから変わらないでしょ」「人が死んだというような現実は変えられないでしょ」と考えるのが一般的だと思います。
これが社会構成主義をわかりにくい一番の原因のような気がします。
上記の答えも含め、とてもわかりやすく書かれています(それでも理解するのが難しい)ので、ぜひ読んでほしい1冊です。
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