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2018/09/04

問題解決に効く「行為のデザイン」思考法

村田智明先生の「問題解決に効く「行為のデザイン」思考法」を読みました。





「行為のデザイン」という言葉を初めて聞きました。


「「行為のデザイン」とは、対象をモノだけに絞らず、人や情報、環境を含んだ中で「行為がスムーズに美しく振る舞われるためにどうあるべきか」を考えるデザインです」



スムーズに行われないプロダクトは「バグ」があるということだそうです。


例えば、お釣りをもらい時に①お札を受け取り、②札入れに入れ、③小銭を受け取り、④小銭入れに入れ、⑤レシートを受け取り、⑥札入れに入れる。

行為がスムーズに行われていません。

この本では、財布のデザインで視点で書かれていましたが、レジの視点でも改良が考えられそうです。



バグの種類

1.矛盾のバグ(コントラディクション・バグ)
2.迷いのバグ(パープレキシティ・バグ)
3.混乱のバグ(カオス・バグ)
4.負環のバグ(ネガティブスパイラル・バグ)
5.退化のバグ(リトログレッション・バグ)
6.精神的圧迫のバグ(プレッシャー・バグ)
7.記憶のバグ(メモリー・バグ)
8.手順のバグ(プロセス・バグ)



上のお釣りの例は、「手順のバグ」です。

デザインというのは、かっこいいプロダクトを創ることだと思っていましたが、それだけではなく、環境やプロセスなども考えてデザインする必要があるということです。


保険の世界でも、申込書類、保全書類、設計書ソフトなど改善点がたくさん出てきそうです。



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