今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のひとつです。
昨日に続き、「性格」がテーマです。
この論文の切り口は、性格を変えることは難しいので、自分のダークサイドに向き合って、うまく制御しようということです。
ダークサイドを3つのグループ、11の特性に分けています。
第1グループ;人と距離を置く特性
・興奮しやすい
(不機嫌、よくイライラする、気難しい、気分屋)
・懐疑的
(疑いやすい、皮肉っぽい、批判に敏感、否定的になりがち)
・用心深い
(優柔不断、変化を嫌う、すぐに意思決定できない)
・打ち解けない
(超然としている、他者の感情に無関心)
・悠長な
(公的には協力的だが私的には短気、頑固、非協力的)
第2グループ:人目を引く特性
・傲慢な
(自信過剰、自己主張が強い、自尊心が非常に高い)
・無謀
(リスクをいとわない、限界に挑む、興奮を求める)
・多彩な
(ドラマティック、注目を浴びたがる、人の話を聞くよりさえぎる傾向)
・想像を好む
(普通ではない、あるいはエキセントリックに考え行動する)
第3グループ:迎合的な特性
・勤勉な
(極めて注意深い、几帳面、細部にこだわる)
・忠実な
(人を喜ばすのに熱心、自主的な行動や、反対することを嫌う)
これだけ多くの特性が書いてあると、どれもが複数に該当すると思います。
まずは自己分析をして、気をつけることが重要ですね。
自分ではなかなか気づけないものは、論文の中にあるように、上司や同僚、部下、知人からフィードバックを受けたほうがいいですね。
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