ソリシター、サポーター、MR、プロモーター、AAC、代理店、代理店担当、ホールセラー、生命保険、ANP、リクルート、稼働、KASH、AC、セールスプロセス、来店型、セミナー、定期保険、養老保険、終身保険、ASR、銀行窓販、全額損金、象の背中、MDRT

2018/03/13

賞味期限切れの戦略に縛られるな

今月号のハーバード・ビジネス・レビューの論文のタイトルのひとつです。





企業を窮地に追い込む「エスカレーション・オブ・コミットメント」についての論文です。

特定の戦略に固執すると、そこから抜けることが難しくなることです。

コダックがフィルムに固執して倒産したとか、HMVが実店舗に固執して倒産したとか、例には事欠きません。


生命保険業界でも将来起きるかもしれません。

販売チャネルを、営業職員に固執するとか、損保代理店に固執するとか・・・(チャネルは各社とも多様化してますかね)

売れそうにないけど、商品開発が進んでしまってるので、商品リリースしたとか・・・



エスカレーション・オブ・コミットメントがなぜ起きるか

①サンクスコストの呪縛
 今まで投入したコストが無駄になってしまうので引き下がれないことです
②損失回避
③コントロール幻想
 自分たちの能力の過信です
④完結志向
⑤多数の無知
 大勢の中では反対意見が言いにくく、方向転換できないことです
⑥個人のアイデンティティ
 判断の間違いを認めたくないことです


エスカレーション・オブ・コミットメントを減らす方法

⒈意思決定ルールを決める
⒉票決ルールに注意を払う
⒊反対者を守る
⒋代替案を公然と検討する
⒌主観的立場と意思決定を切り離す
⒍「後悔しそうだ」という感触を強める



私の周りでもエスカレーション・オブ・コミットメントがいくつも思い浮かびます(笑)。



 



0 件のコメント: