アンドリュー・S・グローブの「HIGH OUTPUT MANAGEMENT」を読みました。
インテルのCEOだったアンディ・グローブの著書です。
最初に書かれたのが1984年ということなのですが、全く古さを感じさせません。
この本は、アンディ・グローブの「マネジメント」が書かれたです。
タイトルの「アウトプット」に関して以下のような公式が書かれています。
マネジャーのアウトプット
=自分の組織のアウトプット
+自分の影響力が及ぶ隣接諸組織のアウトプット
他にも、グローブのマネジメント論が全開です。
「レポートは情報を伝えるというよりは、”自己規律訓練”の”手段”なのである。レポートを”書くこと”は重要だが、読むことは重要でないことが多い」
「おおよその経験則でいえば、監督業務の多いマネジャーは6人から8人ぐらいの部下がよく、3,4人では少なく、10人では多すぎる」
「人が仕事をしていないとき、その理由は2つしかない。単にそれができないのか、やろうとしないのかのいずれかである。つまり、能力がないか、意欲がないかのいずれかである」
「マネジャーはどうやって部下にやる気を起こさせるか。一般的に、このことばには、何かを他人にさせるというような含みがある。だが、私にはそういうことができるとは思わない。モチベーションなるものは人間の内部から発するものだからである。したがって、マネジャーにできることは、もともと動機づけのある人が活躍できる環境をつくることだけとなる」
この本もすごくたくさんチェックしたところがありましたが、私の周りで見かける問題に関連するとこをいくつかピックアップしてみました。
マネジメント職の方や本社部門の方には参考になることが多いと思います。
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