田口力氏の「世界最高のリーダーシップ育成機関が教える 経営幹部 仕事の哲学」を読みました。
著者の本は2冊目ですね。
人事異動のシーズンで、多くの会社で人事が発表されていると思います。
その中で、納得するものとそうでないものがあると思います。
以下がものすごく言い当てているなと思います。
人事面での問題
経営幹部(部門長以上)への登用基準が曖昧であるか、間違っているという点です
人材開発面での問題
人や仕事の「マネジメント」に関する教育に力点を置きすぎて、「リーダーシップ」の側面についての教育が十分になされてこなかった点です
優れた会社の3要素
人
□潜在能力の高い人材を採用し修羅場を与えて鍛えて
いる
□モチベーション、好奇心、洞察力を基準として採用
している(素質)
□意志力、学習能力、こころの知能指数(EI)を開発する
研修を実施している(開発)
文化
□組織の価値観(組織の心)を組織のメンバーに対して
明確にし浸透させている
□個人と組織の成長を促進する文化を持っている
□多様性を理解、受容し、活かす風土になっている
メカニズム
□グローバル企業に共通する経営メカニズムを持って
いる
□社員が諸制度や経営システムを効果的に運用して
業績に貢献している
□主要な戦略間およびサブ戦略間の適合性が取られて
いる
GE関連の本は何冊も読んでいますが、学ぶところが多いです。
本は付箋をつけて読んでいるのですが、付箋だらけになってしまいました。
日本企業が勝てそうな気がしません(笑)。
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