ミハイ・チクセントミハイの「クリエイティヴィティ -フロー体験と創造性の心理学-」を読みました。
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フロー理論のチクセントミハイの新刊です。
新刊といっても、20年前の作品のようです。
100名近い人へのインタビューがベースになっています。
そもそも、創造性が重要な理由は、興味深く、重要で、人間らしいものの大部分は創造性によってもたらされるということと、創造的に物事に関わっているときは充実していると実感できるということです。
「創造性」について、インタビューからいろいろ分析、発見をしていますが、ちょっとピックアップしてみますと、
「創造的な人々はさまざまな面で互いに異なっているが、ある一点において一致した意見を持っている。それは自分の仕事に強い愛情を持っているということである」
「好奇心と意欲は、多くの面で物事の陰と陽、つまり表と裏の関係をなしており、新しいことの達成にはそれらが統合される必要がある。好奇心は外部の刺激に対する開放性を必要とし、意欲は内的な集中を必要とする。好奇心は奔放であり、意欲には真剣さがともなう。好奇心はそれ自体のために物事や概念を扱い、意欲は競争的で、達成を志向する。そして、創造性が実現されるためには、これらの両方が必要とされる」
「人が同時に注意を向けられる物の数には現実的な限界があり、生存のために欲求がその人のすべての注意を要するときには、創造的であるために必要な注意はまったく残されていない」
大作です。
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