斎藤環先生の「オープンダイアローグとは何か」を読みました。
http://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?t=kon418-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4260024035&ref=qf_sp_asin_til&fc1=000000&IS2=1<1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr
オープンダイアローグとは、急性期精神病における開かれた対話によるアプローチです。
対話による心理療法なのですが、組織開発の観点から見ても、参考になります。
患者、家族、治療チームで対話を行う、それだけです。具体的には・・・
実践のための12項目
1 ミーティングには2人以上のセラピストが参加する
2 家族とネットワークメンバーが参加する
3 開かれた質問をする
4 クライアントの発言に応える
5 今この瞬間を大切にする
6 複数の視点を引き出す
7 対話において関係性に注目する
8 問題発言や問題行動には淡々と対応しつつ、
その意味に注意を払う
9 症状ではなく、クライアントの独自の言葉や物語を
強調する
10 ミーティングにおいて専門家どうしの会話
(リフレクティング)を用いる
11 透明性を保つ
12 不確実性への耐性
企業でも、「対話」が叫ばれていますが、心理療法の世界でも薬物ではなく、「対話」です。
「人は、自分の言葉がきちんと聴いてもらえていることがわかれば、自身も他者の経験や意見に耳を傾け、関心を持つようになるものです」
0 件のコメント:
コメントを投稿