ハイケ・ブルック、スマントラ・ゴシャールの「アクション・バイアス -自分を変え、組織を動かすためになすべきこと-」を読みました。
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翻訳者の方のファンなので、買いました(笑)。
大当たり。
訳者のまえがき面白いです。
「不真面目な優等生」と「真面目な不良」のメタファで、まえがきが書かれています。
「不真面目な優等生」とは、一生懸命働くが、仲間、同業者と大半を過ごし、日常に埋没し、環境変化に対して挑戦していない人のことです。
それに対して、「不真面目な不良」は、組織、業界の常識を疑い、上から見ると厄介だが、社会の変化の中で、自分と未来を切り拓く人のことです。
「不真面目な優等生」「真面目な不良」を分ける意志の力は、「自分は何者で、何をするのか」と問うことから生まれると言っています。
私の尊敬する人も、「Who am I?」と問います。
この問いは、結構難しいです。何回も何回も自問してみてください。
本編についてですが、アクション・バイアスとは、行動によって、物事を成し遂げようとする姿勢のことです。
一貫した意識的で精力的な行動とも言っています。
マネジャーの行動の4タイプ
・髪振り乱しタイプ・・・マネジャーの40%は、毎日
こなすおびただしい量の課題に気を奪われて
いる。彼らは非常にエネルギッシュであるが、
集中力に欠け、髪を振り乱し、必死で性急に
見える。
・先延ばしタイプ・・・マネジャーの30%は、エネル
ギーと集中力の双方を欠いており、組織にとって
本当に必要な仕事をグズグズと先延ばしにする。
多くの場合、彼らは不安定で失敗を恐れる。
・超然タイプ・・・マネジャーの20%は、仕事から
距離を置き、超然としている。彼らは集中して
任務にあたっているが気力に乏しく、多くの場合、
無関心で、ピリピリし、無感情に見える。
・目的意識タイプ・・・仕事を成し遂げるマネジャー
はたったの10%にすぎない。彼らは集中力が高く、
エネルギッシュで混乱状態の中でも考え深く、
冷静沈着に振る舞う。
目的意識タイプになるために、こと細かに書かれています。
おススメの1冊です。
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