仲山進也氏の「今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則 -『ジャイアントキリング』の流儀-」を読みました。
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著者は楽天大学の学長です。
本書は、楽天市場に出展されているショップの経営者や店長向けに提供されている「チームビルディングプログラム」がベースになっています。
その「チームビルディングプログラム」を『ジャイアントキリング』という漫画(読んだことありません)のシーンをケーススタディにして、分かりやすく書いています。
チームビルディングは、「タックマンモデル」が使われています。
タックマンモデル
ステージ1 フォーミング(形成期)
・グループが結成されたばかりで、互いのことも何を
するかもよくわかっていない。
・任命された形式的リーダー、または声の大きな人が
中心となる。メンバーは指示を待ち、与えられた
目標に向かって行動する。
・ヘンな人だと思われないように、とにかく様子見。
ステージ2 ストーミング(混乱期)
・「私はこう思う!」-各メンバーの本音の意見が
場に出る。
・対立・衝突が起こり、感情的にモヤモヤ・イライラ
する。
・生産性が低下する。コントロールしにくい状況が
生まれる。
・キャラクターが表出し、相互理解が進む。
・影響力の大きいリーダーが自然発生的に現れる。
ステージ3 ノーミング(規範期)
・小さな成功体験を繰り返すうちに、チームの暗黙の
ルール(行動規範)が築かれていく。
・ビジョン、メンバーの役割と責任範囲が明確に
なっていき、「自分はチームのために何が
できるか」が見えてくる。
・影響力が大きく、方向性を決める人がリーダーと
なり、任命されたリーダーは形式化する。
・情報(知識、技術、マインド)の共有が進む。共通
言語が生まれ、「私たちのやり方」「ウチのチーム
は」という表現がメンバーの口から出るようになる。
ステージ4 トランスフォーミング(変態期)
・メンバーの協働意思で、上位のビジョンを目指す。
・他のメンバーへの貢献につながる行動(アシスト)
が自動化し、チームがあたかも一つの生き物の
ように機能する。
・さなぎが蝶になって空を飛ぶかのような、大きな
成功体験を共有する。
・チームに対する帰属意識が高まる。「ずっとこの
チームでやりたい」「このチームならなんでも
できる」。
4月から新たに支社長になられる方や新しいチームを作る方も多いと思います。おススメの1冊です。
「ジャイアントキリング」大人買いしよっと。
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