野内良三先生の「レトリック辞典」を読みました。
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一昨日に引き続き、マイブームの類の本です。
著者曰く、「レトリックとは言説によって人を説得する術である」
言説とは、「演説」とか「スピーチ」「言論」などを含む広い概念です。
これだけ読んでも、セールスに直結の技術なんですが、他にも、以下のようなことが書いてあります。
「レトリックとは実践的な技術であり、効果をねらう手段である。(中略)この「術」の目的、それが「説得すること」だ。」
アリストテレスのいう説得の方法
(1)ロゴスによる(論理的説明によるもの)
(2)エートスによる(語り手の品性・人柄によるもの)
(3)パトスによる(聴衆の感情・情念に訴えるもの)
「欧米のレトリックにおいては隠喩は女王である。」
一昨日紹介した本も隠喩に関して、かなりたくさん書かれていましたが、ここでもつながってきますし、説得の鍵になる技術です。
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