岩井俊憲氏の「勇気づけの心理学」を読みました。
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またまたアドラー心理学です。
研究会仲間のコンサルタントから紹介していただきました。
今までのアドラー心理学の本の中で、これが一番いいなあ。
「勇気づけ」の定義
①勇気づけとは、リスクを引き受け、他者とも協力できる
能力を与えること
②勇気づけとは、困難を克服する努力を育てること
勇気のある人
□自分が自分の味方になる
□自分自身の能力に確信がある
□リスクを冒すことをいとわない
□自立心が旺盛である
□自分の欠点や弱さを客観的に認めている
□自分の感情をコントロールできる
□失敗や挫折を学習の機会と考える
□将来に自信を持っている
□自分と他者の違いを認める
□他者との関係が協力的
一番衝撃的だったのが「Why(なぜ、どうして)という質問の問題点」でした。言い古されているものもありますが、今まで何気に使っていたことを深く反省しました。
①つじつま合わせの回答を引き出すため、半分以上ウソが
混じりがちである
②賛成できないとき、不快に思うときに使われることが多い
③聞かれた人に否定的な響きで伝わる
④相手を防御的、逃避的にさせがちで、ときとしてかえって
攻撃的にさせることがある
⑤お互いの距離感を作り、人間関係を悪くする
「Whyと聞きたいときの知恵」
①人間の行動に関することは極力使わない
②使うときでも軽く言う。また、連発しない
③原因を聞く「なぜ(Why)」よりも目的を聞く「何のために
(for what)」を心がける
④過去の事柄を否定的に、あれもこれもと話を拡大して
指摘しない
⑤代わりに、特定の事柄に限定して、「どうやって(how)」を
使いながら学びの機会としてアプローチする
他にも手帳に控えておいて、読み返したいところがたくさんありました。
超おススメの1冊です。
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