中原淳先生の「駆け出しマネジャーの成長論 -7つの挑戦課題を「科学」する-」を読みました。
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ちなみに「7つの挑戦課題」は以下の通りです。
①部下育成
②目標咀嚼
③政治交渉
④多様な人材活用
⑤意思決定
⑥マインド維持
⑦プレマネバランス
基本的には、新人マネジャー向けに書かれていて、マネジャーの生の声がたくさん書かれていて「あるあるある」(100人に聞きました風)とうなづいてしまうことがてんこ盛りです。
著者は、もうひとつ、第5章では経営者に対してメッセージを書いています。
マネジャーに任命したら役職としてはマネジャーになるのですが、
「マネジャーを組織の最前線に立たせるのならば、それに対する支援を組織側が提供しなくてはなりません」
新任マネジャー研修というのは見聞きしたことがありますが、マネジャーに対して、中長期的に支援をしている会社は知りません。
「マネジャー育成とは、「マネジャーに対してのみ行われる人材開発」ではありません。むしろ「新人-実務担当者-マネジャーに至るプロセスを整備していくこと=あらゆる階層に対して人材育成をすること」なのです」
ここまで考えると、15~25年ぐらいの長期間になると思います。ここまで考えている会社はもちろん知りません。
第5章の最後には、これがいちば言いたいのではという強烈なメッセージが書かれています。
おススメの1冊です。
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