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2013/08/17

信頼の構造

山岸俊男先生の「信頼の構造 -こころと社会の進化ゲーム-」を読みました。


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久々の学術書です。だから高~い(笑)。

全く気にしたがありませんでしたが、「信頼」と「安心」の違いについて書かれています。


「信頼が必要とされるのは社会的不確実の大きな状態」ということで、うそつかれたり、騙されたり、社会的不確実性がない状態では、信頼は存在しないとのこと(なるほど~)。


逆に、


社会的不確実性が低い状態では安心が提供されるが、信頼は生まれにくい。



「信頼」と「信頼性」の言葉の区別もしています。

「信頼性は信頼される側の特性
「信頼は信頼する側の特性



著者のメッセージは、

集団主義社会は安心を生み出すが信頼を破壊する


集団主義社会の日本は、安心の中で過ごしてきたが、それは狭い世界で過ごしてきたからで、よそ者と一緒にやっていくには、信頼も必要だということです。


ちょうど、社内で、女性や中途入社の人のダイバーシティの話をしていて、この本とシンクロするところがありました。



学術書ですけど、読みやすいと思います。

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