今月号のハーバードビ・ジネス・レビューの論文のタイトルの一つです。
この論文では、1企業では手に負えない問題に対して、内外のステークホルダーを巻き込んで、共創してwin-winを生み出しましょう。そのためにはステークホルダーを結びつける場をつくりましょうと言っています。
「共創」という言葉は、この頃よく使われています(「きょうそう」と入力しても変換されませんけど(笑))。
「共創」は競争優位のポイントだと思います。
社内だけを見ても、商品開発が現場のセールスパーソンや代理店、営業推進などと入念に打ち合わせをして、多様なステークホルダーが集まって商品を作っている会社があります。
また、ある会社では、商品開発が現場の意見を聞かずに作った商品を、営業推進が売れ売れと旗を振り、現場のセールスパーソンがどうしてこの商品が売れるのと、互いに愚痴をこぼしている会社があります。
これを見ると、販売する前から勝敗が見えています。
「共創は弱腰では臨めばうまくいかない。企業の運営モデルを根本から転換し、経営上層部とともに始める必要がある。」
「最終的に、最も活き活きとした人々の複雑な交流関係を構築した企業が、市場競争というゲームの勝者となるだろう。」
当たり前と言えばそれまでですが、細かいプロセスに落とし込んで、実行に移さないといけないと思います。
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