近藤誠先生の「「余命3カ月」のウソ」を読みました。
この手の本はあまり読まないのですが、代理店さんにこの手の質問をされてしまったので、読んじゃいました。
著者が言っていることがすべて正しいかどうかわかりませんが、ガンの知識的なところはたくさんチェックしてしまいました。
「腎がん、前立腺がん、甲状腺がん、乳がんなどは、成長がゆっくりなので、10年以上たたないと「治った」と言えないケースもあります」
「食道がん、胃がん、肝臓がん、乳がんのような固形がんのすべてに、抗がん剤はおすすめできません」
「がんには遺伝子が関係しますが、一部の例外を除き、遺伝病ではありません」
「「抗がん剤が役に立つ」と言えるのは、悪性リンパ腫や睾丸のがん等、全がんの1割に過ぎません」
医者にだまされない、9つの心得
①元気なのに「余命3カ月」「余命半年」はありえない
②人はがんで、すぐには死なない
③検診を受けない。受けても忘れる
④リンパ節まで切り取っても、がんは治らない
⑤検診で受ける放射線量に要注意
⑥治療法がひとつ、ということはない
⑦セカンドオピニオンは、違う病院の違う診療科で
⑧「免疫力」よりも「抵抗力」
⑨無治療が最高の延命策
放射線の専門医のようなので、放射線に肩入れしているように感じますが、読んでいて納得してしまうところが多かったです。
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