ヘンリー・ミンツバーグ、ブルース・アルストランド、ジョセフ・ランペルの「戦略サファリ -戦略マネジメント・コンプリートガイドブック-」を読みました。
古典的名著の第2版が出ていましたので、買っちゃいました。
「サファリ」はメタファーで、10の(戦略)サファリツアーへの誘いで使われています。
・デザイン・スクール
コンセプト構想プロセスとしての戦略形成
・プランニング・スクール
形成的策定プロセスとしての戦略形成
・ポジショニング・スクール
分析プロセスとしての戦略形成
・アントレプレナー・スクール
ビジョン創造プロセスとしての戦略形成
・コグニティブ・スクール
認知プロセスとしての戦略形成
・ラーニング・スクール
創発的学習プロセスとしての戦略形成
・パワー・スクール
交渉プロセスとしての戦略形成
・カルチャー・スクール
集合的プロセスとしての戦略形成
・エンバイロメント・スクール
環境への反応プロセスとしての戦略形成
・コンフィギュレーション・スクール
トランスフォーメーションプロセスとしての戦略形成
10の戦略プロセスを紹介していくにあたっても、有名な「盲目の男たち象」の寓話メタファーで、鼻や耳や尻尾だけ触ったのではダメですよ、
「(組織のマネジャーは)生き物として、戦略形成の獣全体に対応しなければならないのである」
と言っています。
また、「重要なのは本全体であって、ある特定の章(戦略)ではないということだ」とも言っています。
分厚い本なので、(営業中に持って歩くのは大変なので)お休みの日にどうぞ。
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