クリストファー・ボグラーの「神話の法則 -ライダーズ・ジャーニー-」を読みました。
以前チェックした時は、高くて高くて手が出なかったのですが、手ごろな値段(それでも高ーい)になっていたので、買っちゃいました。
神話には法則があることを初めて知りました。
ヒーローズ・ジャーニーのステージ
ステージ1:ヒーローは、オーディナリー・ワールド(日常の世界)
で紹介される。
ステージ2:コール・トゥ・アドベンチャー(冒険への誘い)を
受ける。
ステージ3:彼らは最初その冒険に気乗りしないか、リフュー
ザル・オブ・ザ・ゴール(冒険への拒絶)をする。
ステージ4:しかし、ミーティング・ウィズ・ザ・メンター(賢者との
出会い)で励まされる。
ステージ5:クロッシング・ザ・ファースト・シュレスホールド
(第一関門突破)して、スペシャル・ワールド(特別な
世界)へと足を踏み入れる。
ステージ6:そこで、彼らはテスト・アライズ・エナミーズ(試練、
仲間、敵対者)に遭遇したり、挑戦されたりする。
ステージ7:次に、彼らはアプローチ・トゥ・ジ・インモウスト・ケイヴ
(最も危険な場所への接近)して、第二の試練を乗り
越えなければならない。
ステージ8:そこにはオーディール(最大の試練)が待ち受けている。
ステージ9:彼らはリウォード(シージング・ザ・ソード)(報酬)を得る。
ステージ10:オーディナリー・ワールド(日常の世界)へのザ・ロード・
バック(帰路)を探し求める。
ステージ11:彼らは第三の関門を通り抜け、リシュアラクション
(復活)を経験し変貌を遂げている。
ステージ12:そして、彼らはリターン・ウィズ・ジ・エリクサー(宝を
持っての帰還)を果たし、オーディナリー・ワールド
(日常の世界)に恵みと宝を持ち帰る。
7つのアーキタイプ(典型的なキャラクター)
1.ヒーロー(英雄)
2.メンター(賢者)
3.シュレスホールド・ガーディアン(門番)
4.ヘラルド(使者)
5.シェイプシフター(変化する者)
6.シャドウ(影/悪者)
7.トリックスター(いたずら者)
上記は公式ではなくて、「原型」と言っていますが、ストーリーテラーには参考にあると思います。
生命保険の営業で言うと、「例話」を話すときに話の構成とか、以下に抜粋している部分とか、参考にあると思います。
「ストーリーは私たちの個人的なアイデンティティーの一部をヒーローに反映させている。その結果、ヒーローに共感し、感情移入して、まるでヒーローになったように感じる。そのことによってヒーローの精神に自分自身を投影し、ヒーローの目を通して世界を見ている。」
映画が上記のようなステージで構成されていることを、「スター・ウォーズ」や「タイタニック」、「ライオン・キング」などなど、例を示しながら書かれていますので、映画好きの方には相当楽しめると思います。
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