ジョアン・マグレッタの「エッセンシャル版 マイケル・ポーターの競争戦略」を読みました。
マーク・トウェインの「古典とは、誰もが読んでおけばよかったと思うが、誰もが読みたいとは思わないもの」を2度も引用していますが、まさにその通ーり(笑)。
マイケル・ポーターの「競争の戦略」や「競争優位の戦略」は分厚いし、高いし、全く手が伸びませんでしたが、この本を読むと、「読まないといけないな」と思わせてくれるぐらい、わかりやすくて、おもしろい。
「戦略の本質は、何をやらないかを選択することだ。」
「「戦略」とは、高業績を持続的にもたらす優れた競争戦略のことである。」
「競争の主眼はライバルを負かすことにあるのではない。売上を奪うことがねらいではない。肝心なのは、利益をあげることだ。」
「強力な買い手は値下げ圧力をかけたり、製品・サービスの向上を求めたりすることで、価値のとり分を増やす。」
「ポーターののいう競争優位は、ライバル企業を下すことではなく、卓越した価値を生み出すことと関わることだ。」
「優れた戦略をもつ企業は、戦略を損益計算書に直接結びつけている」
「戦略の代わりに柔軟性を方針にすることの問題は、組織が何の主義主張も、何のとりえもなくなることだ。」
名言てんこ盛り、目から鱗、今までやってたこと間違ってた?!、などなど。
おススメの1冊です。
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