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2012/12/25

現代の経営㊤

P.F.ドラッカーの「現代の経営 ㊤」を読みました。






ドラ―カーの60年近く前の古典です。

超おもしろい。ギャグ漫画よりおもしろいかも。経営思想の本なのに笑ってしまいます。というものドラッカーがやってはいけないいうことばかりやっているので。60年前からマネジメントは同じ失敗ばかりなんですね。



「事業のマネジメントとは何か。それは、マーケティングとイノベーションによって顧客を創造する活動である。そこから導き出される第一の結論は、事業のマネジメントは起業家的でなければならないということである。すなわち、事業のマネジメントは、官僚的、管理的、さらには政策立案的な仕事であってはならない。」


「なぜならば、企業は人の共同体だからである。企業の仕事ぶりとは人の仕事ぶりである。そして人の共同体は、共通の信条に基礎を置き、共通の原則にその結集力を体現する。さもなければ共同体は麻痺し、活動できなくなり、その構成員から成果を引き出せなくなる。」


「「売上げが伸びていれば、市場シェアは気にしない」との言葉をよく聞く。それは、もっともに聞こえる。だがそのような考えは、検討にも値しない。」


「具体的には、今日のマネジメントは、明日の経営管理者を体系的に育成しておかなければならないということである。」


「経営管理者であることは、企業全体の業績に対し責任をもつということである。この責任をもつことを期待されていない者は経営管理者ではない。企業全体の業績を自らの第一の責任と考えない経営管理者は、職務に忠実でないとまではいえないにしても、失格である。」


「上司が言ったり行ったりしたこと、何気ない言葉、習慣、あるいは癖までが、部下にとっては計算され意図された意味のあるものと映る。」


「マネジメントを的確に行うには、目標間のバランスが必要である。危機感をあおるマネジメントや、キャンペーンによるマネジメントを行ってはならない。」


「キャンペーンによるマネジメントを行っている組織では、キャンペーンに従って本来の仕事の手を抜くか、キャンペーンをサボって本来の仕事するか、いずれかしかない。いずれにせよ、やがて誰も、狼だという声に耳を貸さなくなる。本当の危機がやって来たとき、あらゆる仕事を一時さしおいて緊急の問題に取り組まなければならないとき、みながトップマネジメントの例のヒステリーと思う。」


「報告と手続きは、記入する者自身にとっての道具でなければならない。記入者を評価するための道具にしてはならない。」


「平凡な仕事は、ほめることはもちろん許すこともしてはならない。目標を低く設定する者や、仕事ぶりが基準に達しない者をその仕事にとどめておいてはならない。」




私の周りで、逆のことしてるなと思われるところを抜粋してみました。

自戒も含めて改善改善。

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