アービンジャー・インスティチュートの「自分の小さな「箱」から脱出する方法 -人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!-」を読みました。
今年に入って50冊ぐらいは読んでいると思いますが、いちばんの衝撃作です。
昨夕、この本の存在を教えてもらい、早速、夜買いに行き、読みはじめました。今もスリッパで頭をはたかれたような衝撃が続いています。
この本は、「自己欺瞞」について、フィクションで書かれています。、この本の中では、自己欺瞞のことを「箱に入っている」というメタファで表現しています。
「自己欺瞞」を引き起こす原因は、自分の感情に背くことだと言っています。
自分の感情に背くと、どのような人間関係になっていくかを以下のようにまとめてくれています。
自分への裏切り
1 自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動
を、自分への裏切りと呼ぶ。
2 いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への
裏切りを正当化する視点から見るようになる。
3 周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになる
と、現実を見る目がゆがめられる。
4 したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
5 ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格と見なす
ようになり、それを持ち歩くようになる。
6 自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の
中に入れてしまう。
7 箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに
自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる
口実を与えあう。
私は、思い当たる節が大ありなので、ショックを受けました。
すべて自分が源なんだ・・・
箱から出るには、どうしたらいいんだ・・・
箱の中にいるときに、しても無駄なこと
1 相手を変えようとすること
2 相手と全力で張り合うこと
3 その状況から離れること
4 コミュニケーションを取ろうとすること
5 新しいテクニックを使おうとすること
6 自分の行動を変えようとすること
たしかに、行動を変えても箱からは出られないよな。
最後に箱から出る方が書いてあります。が、是非読んでほしいので、そこは書かないことにします。
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