公方俊良氏の「道元禅師の言葉 -一言一言に救いがある-」を読みました。
道元の44の言葉が紹介されています。
宗教には疎いので、道元の名前を聞いたことがある程度で、それ以外のことは全くわかりません。
が、いいこと言ってます。
1.捨て切らなければ、新しく学ぶことはできない
5.我執を捨て、先人の教えに随えば道は開ける
27.自分の考えの至らないことを思い、用心して学べ
30.過去の栄光をふり回す者は、道心がない
使われている言葉は難しいのですが、わかりやすく説明してくれています。
たとえば、「我執」
我執には、我見・我慢・我利・我欲の四つがある。我見とは、自分中心のコセコセしたものの見方・考え方であり、我慢とは、うぬぼれであり、我利とは、自分だけの欲得にしがみつくことであり、我欲とは、自分の欲望をゴリ押しすることである。このような姿を総じて、我執というのである。
書きながら、パラパラ読み返しても、自分の至らなさを痛感してしてしまいます。
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