内藤誼人氏の「図解 3秒で相手を操る!ビジネス心理術事典」を読みました。
以前に紹介した「ビジネス説得学辞典」に似たつくりの本です。
タイトルがあまりよくないですが、セールスに参考になるところが多そうなので、読んでみました。
実際、読んでみると、参考になるところだらけです。
一部を抜粋します。
相手に好意を感じさせたいのであれば、類似性を強調することが大切なのだ
あなたが最初に好意を見せれば、相手も好意を返してくれるようになる
人は概して、自分に似ているものを好きなる
私たちは直接的な説得より間接的な説得に弱い
相手の話に耳を傾けてじっくり聞くことができれば、相手は「もう一度会いたい」と思ってくれる
日本語では、言葉の最後に置かれた意味合いのほうがより重大なものとして認識させる傾向がある
信頼される人物が「買ってくれませんか?」と頼んだほうが、「購買意欲」を強く感じさせる
オシが強いと、それだけイヤがられる
彼らを動かすには、まず「彼らの意見となるべく一致する点」から説得を開始して警戒心をほぐし、その後で本題に入るようにしよう
人間に対しての意見、態度、信念はすべて学習の産物だから、それを変えようとするならば、「再学習」するしかない
感情は、筋肉と同じように訓練すればするほど強くなる
比喩法の3つのメリット
①比喩は情報の理解に役立つ
②比喩は情報の明確化に有効
③比喩は感情をかきたてる
聞き上手になるための7つのポイント
①相手の話に「好奇心」を持って聞く
②知っている話を聞くときも、はじめて聞かされる話のように聞く
③「それから?」「それで?」と話を引き出すあいづちを打つ
④相手の目を見て聞く
⑤自分の感想は求められるまで黙っている
⑥先入観を持って話を聞かない
⑦相手の話を不用意にせかさない
嫌われる会話 16のポイント
①口数が多すぎて、くどい
②乱暴
③早口すぎて聞きとれない
④話がダラダラと続く
⑤聞かれてもないことを説明する
⑥説明が冗長
⑦余分な口出しをする
⑧話が終わらない
⑨自慢話
⑩プライベートのときに仕事のことを話す
⑪ケンカ口調
⑫負け惜しみ、言い訳
⑬相手の話の腰を折る
⑭子どもをだます
⑮話すことが違っている
⑯安請け合いをする
「保険はキライ」と思っているお客さまに対する話し方のヒントもあり、とても参考になりました。
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