ニコラス・A・クリスタキス、ジェイムズ・H・ファウラーの「つながり -社会的ネットワークの驚くべき力」を読みました。
「つながり」という言葉は、このごろよくつかわれる言葉ですね。
この本では、さまざまな「つながり」を調べています。
ネットワークにおける生活のルール
ルール1 私たちはネットワークを形づくる
ルール2 ネットワークは私たちを形づくる
ルール3 友人は私たちに影響を及ぼす
ルール4 友人の友人の友人が私たちに影響を及ぼす
ルール5 ネットワークはそれ自身の命を持っている
ソリシターは、一匹狼というか、独りでいることが多いので、「つながり」について考えてみるのもいいと思います。
私たちにとって唯一にして真のライバルは、将来のパートナーが属する社会的ネットワークを構成する人びとなのだ。
人から人に伝染するのは病原菌だけではない。行動も伝染するし、こうした行動の多くが健康に大きな影響を与える。たとえば、若者の摂食行動、特に若い女性の体重管理は仲間から影響を受ける。
親密さ、愛、社会的つながりへの根源的な欲求が満たされないとき、人はたいてい孤独感を味わう。
個人主義と全体主義は人間のあり方光を当てたが、本質的なことを見過ごしている。この二つの伝統的な考え方とは対照的に、社会的ネットワークの科学は人間社会を理解するまったく新しい方法を提示する。
社会的ネットワークの驚くべき力は、他人から受ける影響だけではない。私たちが他人に与える影響もあるのだ。
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