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2011/08/21

自分を変える最新心理テクニック

リチャード・ボルスタッドの「RESOLVE 自分を変える最新心理テクニック -神経言語プログラミングの新たな展開-」を読みました。





前々から、いいいいとは聞いていたのですが、もっと早く読んでおけばよかったと思う噂通りの本でした。



NLPのチェンジワークで使う本のタイトルにもなっている「RESOLVE」モデルが紹介されています。

(Resourceful state for the practitioner)
プラクティショナーはリソースに満ちた状態でなくてはならない
*NLPの前提を取り入れる
*コンサルティングの関係を交渉する
*自分自身をリソースに満ちた状態にアンカーする
*愛という資質に磨きをかける

(Establish rapport)
ラポールを築く
*クライアントに対し、非言語的にペース合わせする
*クライアントの感覚システムの使い方や他のメタ・プロ
 グラムにペース合わせする
*一般化した言葉を使う
*クライアントのジレンマには言語的にペース合わせをする

(Specify outcome)
目標を明確にする
*問題を、目標としてリフレーミングする
*目標を整理する
*目標は必ず、具体的な感覚を伝えられもの、エコロジーの
 問題を解決したものでなくてはならない
*問題に対処する際のリソースと、その問題が発生しない
 例外を把握する

(Open up the client’s model of the world)
クライアントの世界モデルを拡大する
*変化の可能性を明示する
*問題の戦略を予備テストする
*問題の戦略を顕在化させる
*クライアントを、”原因は自分にある”という姿勢に
 リフレーミングする
*クライアントを戦略から分離させ、実験的にその戦略を
 変更させる
*具体的なテクニックを示す

(Leading)
リードする
*コンサルタントのスキル、クライアントのスキル、クライ
 アントの目標に基づいて、使う方法を選択する
*その方法を実践する

(Verify change)
変化を確認する
*変化の発生を前提とした質問をする
*クライアントの納得戦略を活用して、変化を確認する

(Ecological exit process)
エコロジーの問題を解決して、終了する
*発生した変化はすべて、未来ペースする
*エコロジーの問題をチェックする
*”再発”を乗り越えた先を未来ペースする



NLPの介入方法

 1.アンカーを使う
   (以下、PTSDを例に説明する。クライアントに以前
   リラックスしたと感じられたときのことを思い出してもらい、
   その感覚を取り戻して、癒したいと思っている状況と
   そのリラックス感とを結びつけてもらう)

 2.新戦略をインストールする
   (新しい反応の仕方をクライアントに指導し、いつ
   PTSDに結びつく不快感を味わっても必ず切り抜け
   られるようにする)

 3.サブモダリティを変える
   (問題になっている記憶の質を変化させるよう、クライ
   アントに働きかける。たとえば、その記憶を視覚的に
   思い浮かべ、それを自分から遠ざける)

 4.トランスワークを行なう
   (クライアントをリラックスさせ、クライアントの無意識に
   向かって、これまでよりリソースに満ちた状態で
   PTSDの問題に対処するよう頼む)

 5.パートを統合する
   (フラッシュバックを起こすことによってそれ以上の
   危険に巻き込まれまいとする内的自我のパートと、
   リラックスしたいと思っているパートを結びつける)

 6.タイムラインを変える
   (その問題を初めて体験したときの記憶が保存されて
   いる時点にさかのぼり、その記憶の想起の仕方を
   変える)

 7.言葉をリフレーミングする
   (体験した出来事の意味について、解釈の仕方を変える。
   それによって、その出来事がパニックを誘導することは
   なくなる)

 8.対人関係の力学を変える
   (クライアントに対人関係のスキルを指導し、日常生活に
   おいて、これまでとは異なるやり方で支持を得たり、
   要求を満たしたりできるようにする)

 9.生理的状況を変える
   (出来事を想起しているときの身体のあり方を変える。
   たとえば、眼球を左右に動かしながら、あるいは、何か
   楽しいことをしたり身体に刺激を与えるような動作を
   したりしながら、出来事を思い出すようにクライアントに
   働きかける)

10.課題を変える
   (上記九項目のうちのひとつを習得できるような課題を
   クライアントに課し、自分の時間を使ってそれをやり
   遂げるように指導する)



NLPで一番よくいわれることが下記のことです。


目から届く情報はほんの二〇パーセントにすぎない。見えたものとして組織化されたデータの大半は、視床下部や中脳の中心など、感情の形成に重要な役割を果たす部位から届くものだ。つまり、私たちが”見ている”ものは、眼前にあるものについて抱いた感情を伝えているともいえるのである。NLPでは、これを「地図は土地そのものではない」という。大脳が作り出した世界地図は、けっして現実の世界そのものではない。



NLPはライフプランナーの方は結構学ばれてますが、この本にも保険に関することが書いてありました。


オレゴン大学のドナルド・モアンヌは、保険のセールスを録音した四五分カセットを多数調査している。モアンの使ったサンプルには、各保険会社の”平均的な”セールスマンだけではなく、売上トップのセールスマンも含まれていた。調査の結果、成績のいいセールスマンは平均的なセールスマンに比べて、暗示の埋め込み、等価の複合観念、読心術、メタファー、ペース合わせ、可能性を表わす表現をはるかに多く使っていることがわかった。


私も売り上げトップクラス(MDRT)のロールプレイングのビデオを何本か持っていて、何回も何回も観ていますが、上記のいくつかか使っていることを感じていました。

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