中川恵一先生の「がんのひみつ」を読みました。
原発事故があってから、テレビでよく見る東大病院の先生の本です。
69のひみつが書いていあります。気になったところを一部抜粋します。
1.日本人の2人に1人が、がんになる
2.日本人の3人に1人が、がんで死ぬ
3.日本は、世界一の長寿国、つまり、世界一のがん大国
6.がんはDNAが傷ついて起こる病気
7.がんにかかると、がん細胞に栄養を奪われて死ぬ
8.がんは、自分の細胞のコピーミスでできた暴走細胞
9.がんは、細胞の老化の一種
14.タバコがなくなれば、男性のがんの3分の1が消滅
18.治療の可能性は、転移の有無が握っている
20.がんの完治には、手術か、放射線治療が必要
30.サプリメントなどは効果なし
31.抗がん剤だけで完治するがんはほとんどない
33.効果と副作用を天秤にかけなければならない
35.再発・転移したがんは、完治が難しい
45.乳房温存療法でも、治癒率は変わらない
46.放射線治療は、多くのがんで、手術と同じ治癒率をもたらす
55.がんの痛みはとった方が長生きする
59.いま、がんの半分が治る
60.義務教育でがん教育
がんになる確率を下げるための12カ条
1.バランスよく栄養を
2.毎日、変化のある食生活を
3.食べすぎを避け、脂肪はひかえめに
4.おいしい酒をまあほどほどに
5.タバコは吸わない
6.ビタミンと繊維質のある食べ物を
7.塩分と熱いものはひかえめに
8.焦げた部分はひかえめに
9.かびの生えたものには注意
10.日焼けはひかえめに
11.適度に運動を
12.体を清潔に
ポケットにはいるぐらい小さい本ですが、がん保険を販売している会社のソリシターの「引き出し」を増やすにはとてもよい本だと思います。
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