A・R・ホックシールドの「管理される心 -感情が商品になるとき-」を読みました。
この本興味深ーい。
感情を売っている仕事についての本です。
たとえば、製造ラインで働いている人は、部品を組み立てるのに感情は関係ありませんが、客室乗務員は、接客には感情が重要になってきます。A航空会社を選ぶのか他の航空会社を選ぶのかの大きな要素になります。
セールスも同じで、感情が大きな要素になります。
代理店と話すのに、無愛想な顔で話していたら、上司から注意されます。「話の内容」ではなく、「感情」を注意されます。
客室乗務員に対して、「感情」のトレーニングをしている航空会社のことが書いてあるのを読んで、ソリシターにも「感情」をコントロールするトレーニングが必要です。
切り口も面白いのですが、中身も面白いです。感情を管理するのに、「表層」と「深層」をうまく使い分けていく、いいこと悪いことをうまく処理していく。
スキル・知識偏重ですが、「感情」も考えていかないといけないですね。
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