アリー・デ・グースの「企業生命力」を読みました。
この著者もシェル出身です。多いですねえ。
上でクルクル回っている「シンクロニシティ」のジョセフ・ジャオースキー、「手ごわい問題は、対話で解決する」のアダム・カヘンもシェル出身です。
この本は、企業を生き物として考えてみたらどうなるだろうというところから始まっています。
その中で、リビングカンパニー(長寿企業)の4つの要因を上げています。
一.環境に関する感度は、企業のもつ学習能力と適応能力を
示している。
二.いまや明白であるが、結束力とアイデンティティはコミュニ
ティと性格(ペルソナ)そのものを形成する企業が生まれつき
持っている能力の諸側面である。
三.寛容さとその結果として権力の分散化は、ともに企業が
生態学、つまり企業の内外と建設的な関係を築く能力に
気づいた証拠である。
四.保守的な資金調達は非常に重要な企業の特質であり、
企業の成長と進化を強力に支える能力である。
この本を買った理由でもありますが、特に、組織学習の重要性を唱えています。学習する企業でないと退化する一方で、長い間生き残れないですからね。
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