リチャード・S・テドローの「なぜリーダーは「失敗」を認められないのか -現実に向うための8の教訓-」を読みました。
この本は、「否認」について書かれています。「否認」とは、目の前の現実を認めないということです。
たとえば、
株や不動産が下がることもあることを「否認」
自社の商品が競争力がなくなることを「否認」
代理店さんがいつかは他社の商品を販売することを「否認」
代理店さんが代理店業を辞めることがあることを「否認」
営業現場で困っていることを「否認」
競合他社がいること自体を「否認」
などなど
どこの会社も「否認」にあふれているのではないでしょうか。
「否認」を回避することができれば、飛躍的に成長できるでしょうね。
組織の否認はさておき、個人の否認は回避していきたいですね。
第1の教訓
危機を待たない。否認に立ち向かうのはまさに今、今日この日である
第2の教訓
それを無視したり、否定したり、理屈をこねたり、ねじ曲げたりすることが、その残酷さを和らげたりしない
第3の教訓
権力は人を狂わせる
第4の教訓
最高意思決定者が、聞く耳を持つ
第5の教訓
長期的な視野に立つ
第6の教訓
相手をバカにするのは、否認の兆候である
第7の教訓
真実を語る
第8の教訓
過去の常識にしがみつかない
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