マックス・デプリーの「響き合うリーダーシップ」を読みました。
リーダーシップの古典です。リーダーシップ本なので、難しいイメージがありますが、非常に読みやすい本です。メタファーがおもしろいですね。
リーダーシップの「アート」
リーダーは資産と遺産を残さなければならない。
リーダーは組織に推進力を与え、それを維持しなければならない。
リーダーは「効果」に責任を持つ。
リーダーは礼節と価値観を育み、それらを表現し、守らなければならない。
「偉人」とは
ほかの人がトラブルを発見するところに、偉人は
チャンスを見出す。
偉人はまわりの人々に「場」という贈り物を与える。
偉人は速球を受け止める。
偉人は特別な才能に恵まれている。
偉人は人々に潜在能力を発揮させる。
以下はちょっとわかりにくいメタファーですが、読んで確認してみてください。
「ピンクの氷」
・上っ面だけの態度が蔓延する。
・優秀な従業員のあいだに不安感が漂う。
・報酬こそが目標であるという意識が広がる。
・従業員が「部族的」物語を語らなくなったり、理解できなく
なったりする。
・リーダーが従業員を解き放たず、支配しようとする。
・マニュアルが横行する。
・指標を設けたくなる。
・リーダーが、人ではなく組織構造に頼る。
最後の「ピンクの氷」は一部だけを抜粋しましたが、よくあることばかりですね。私の知っている会社では、上から3番目が強くなっているような気がします。報酬や昇進をを目指すことを100%否定しませんが、本来、仕事そのものは楽しいものですし、代理店さんやお客さんに喜ばれることはうれしいことです。
仕事=報酬のため だけではさみしいですね。
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