ピーター・F・ドラッカーの「創造する経営者」を読みました。
言わずと知れたドラッカーの古典です。
ドラッカー先生、どれ読んでも、いつ読んでもすごい。40年近く前に書かれた本ですよ。ほんとすごい。
第1章の冒頭に以下のように書かれている。
経営者が明日の仕事に少しの時間しか割いていないことを嘆くだけでは、問題の解決にはならない。明日をおろそかにしていることは一つの症状にすぎない。明日をおろそかにしているのは、今日のことを放っておいては先に進めないからである。しかしこれも症状にすぎない。
真の病因は、経済的な課題に取り組むための知識と方法論が存在しないことにある。
通常、今日の仕事が経営者の時間のすべてを奪っている。しかしその今日の仕事さえうまく行くことは稀である。目の前の仕事に満足している経営者はほとんどいない。
経営者をソリシターに読み替えても同じことがいえるのではないでしょうか。
すでに読まれている方も多いでしょうが、経営者向けに書かれた本ですし、財務分析的なことにも言及されていますが、経営者をソリシターに読み替えても、「なるほど」と思わせるところがたくさんあります。
本社にいらっしゃる方やマネジメントしている方には、もっと役に立つと思います。
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