エドガー・H・シャインの「キャリア・アンカー 自分のほんとうの価値を発見しよう」を読みました。
キャリア・アンカーとは、自分のキャリアの航海の中でどこにアンカー(錨)を下すか、価値をおいているかということです。
この本(冊子)では、8つのカテゴリーに分けています。
・専門・職能別コンピタンス
・全般管理コンピタンス
・自律・独立
・保障・安定
・起業家的創造性
・奉仕・社会貢献
・純粋な挑戦
・生活様式
質問票が付いていて、自分がどのカテゴリーに価値をおいているか知ることができます。
人材開発、組織開発が充実している会社では、個人の欲求と組織の要望をマッチングを図る良いツールなると思います。
専門性を追求したいと思っている人をマネージャーにして、組織も個人もうまくいかなくなっているケースってよくありますよね。
この業界は、転職する人が非常に多く、転職する前に、転職先の組織風土と自分のタイプを確認するとよいと思います。
自分の力が発揮できるのか
自分のやりたいことなのか
自分に価値が感じられるのか
自問してみる価値があります。
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